シルク・ドゥ・ソレイユ サーカスを変えた創造力
2019/09/15 ラスベガスでシルク・ドゥ・ソレイユの公演を観たので気になって読み始めた。
ラスベガスという砂漠に一輪の花を
ギー・ラリベルテ なぜシルク・ドゥ・ソレイユは、そんな砂漠に行くのか?
「砂漠に一輪の花を咲かせたい」
ラスベガスでのビジネスは巨額なだけあって、成功すれば天国、失敗すれば地獄と、ハイリスクハイリターン
リスク低減のため、以下のビジネスモデルを構築
劇場の建設費をホテル側が全額負担
ショーの制作費をシルク・ドゥ・ソレイユとホテルが折半
チケットの売上も折半
シルク・ドゥ・ソレイユにいるパフォーマー達を見ていると、彼らは諦めなかった人たちなんだと気づきます。つまり何かができるコツとは『あきらめないこと』なんですね
大きな夢を真実とするために第一に必要なことは夢を見る大きな能力であり 第二には、それを持続すること すなわち、夢を信じることである ハンス・セリエ博士
シルク・ドゥ・ソレイユがサーカス企業として20年で画期的に成長した理由の一つは、スポーツ界で活躍して引退したトップアスリートをスカウトして、アーティスト2養成するという方法を考えついて、その仕組みを構築したことが挙げられる
サーカスのアクロバットコーチは、普通はアーティストに技術を教えることしかしない
シルク・ドゥ・ソレイユのコーチは一方的に技術だけを教えるのではなく、教わる側、アーティストが自分で考えながら学ぶように導く
ショーにプライオリティを置いている
クリエイション(作品の創作)に重きを置いている
クリエイティブ・セル
言語を使わずに人に感動を伝えるためには、その陰では大勢のパフォーマーやクリエイターやスタッフたちがとことん言葉を戦わせている
その積み重ねられたことばの中にある知恵を集め、選択しら不要なものをどんどん削ぎ落とし、最後は言葉のない世界にしていく
赤字のないショーを作り続ける秘訣とは?
秘訣の核は優れたクリエイション
ビジネスプランの3つの視点
クリエイション・チャレンジ
パートナーとの発展
資金面の構成
ヌーヴォーシルク
ヌーヴォー 新しい
シルク サーカス
どんなに優れた技術やビジネス戦略を投入したとしても、最終的に判断されるのはヒューマンパフォーマンス、つまり人間の肉体が生み表現力
2019/09/21 読了